あの松の見える山に法華の寺を建てよ

檀信徒協議会&研修会

昨日は新潟県東部宗務所・檀信徒協議会と研修会が新潟のホテル・イタリア軒で開催されました♪
簡単に言うと各御寺院代表の檀信徒の皆さんが、協議会を構成され
「これからのお寺と住職を檀信徒の立場から、どの様にサポートするべきか?」と言ったようなことを皆さん意見を出し合って協議する場。
 檀信徒の協議会ですが・・・。裏方仕事の御膳立て(^^)/
日頃の感謝を込めて。いつもありがとうございます(*´з`)
 14時から会長・副会長・代表役員の皆さんで
会計監査と打ち合わせ。
15時から檀信徒協議会の役員総会。法華寺からは
筆頭総代の岩橋さんに御出席いただきました。
16時からの研修会には中台さん親子に
若林さん寺尾さんウチの母親が加わり 
いよいよ研修会のStart♪テーマは『いのちに合掌』
「宗門運動を考える」~私は身延山大学で考えた~
 身延山大学学長の浜島典彦先生を講師に
本当は90分の研修会でしたが(^^)/
 浜島先生、途中でエンジンがかかったのでしょう♪持ち前のユーモアとサービス精神で120分にわたる研修会となりました。


信仰と言うものが受け継がれない。
例えばイオンが入ってくると商店街が閑散とする。

現代人は寺と関係を持ちたくない方が多くなってきた。本来お寺と言う空間は「心の拠り所」であり「安心を得れる」場所であったのだが・・・。

確かに菩提寺を持てば護寺会費が発生するし、法事の案内も届く。
いつの間にか「お寺はお金のかかる所」と言う発想が根付くのである。

しかし本来のお寺の役割は心の安らぎと、自らの発展・努力と精進を促すのがお役目。
本来の意味(中味)だけが、どういったことか湾曲してしまっている。

イオングループの格安葬儀。
「最安値」という値段だけを見て、本来の意味(中味)が備わっていない。
中には全くの素人が免許を持たず僧侶の衣だけをまとっている者もいる。

葬儀では大事な方を亡くし、悲しみや何とも言い表せない不安とが押し寄せるであろう。我々僧侶は「その悲しみの中から何か気づかせ(築かせ)見出し、真正面から受け止め、各自に経験と価値を生み出させる」のが布教であり、お役目だ。

それが葬儀の本来の意味であり、亡き方の供養と自己の形成、感謝につながる。
沢山の大事な意味合いと成長が隠されている。

又、心のサポートの問題。
遺族のケアは残念ながらイオンの品目には入っていない。
形だけの真似事で本当に良いのだろうか?

それとも「お世話になった「あの人の為」に自然に、素直な気持ちで手を合わせられるように導く僧侶と葬儀が良いか?

時代の分かれ目に来ている。

お寺を求めない人は、どこで安らぎを求めているのであろう?

悲惨な事件が日々ニュースで流れているが、お寺と言う心の拠り所が身近にあれば、もう少し変わっているのではないか?

いま本当に必要なのは、そのことに気づくこと「自らが足元を省みる」自己の探求であろう。

しかしながら我々もイオンから学ばなければならない。
私たちに足りない営業努力(布教)を。
皆の心をも救うために、真実の布教が大切だ。

研修会の内容と私の意見をごちゃまぜに(#^.^#)
  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2016年06月28日
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