あの松の見える山に法華の寺を建てよ

第3回御遺文奉読会🎤その①

最近、おちゃらけ「ブログ」ばかり。このお坊さん本当に大丈夫!?っと噂されそうです(;^^)と言うことで佐渡に行って来ました。バカンスではありません。お仕事です!令和3年12月6日に老朽化した配電盤からの火災で全山焼失された「一谷妙照寺(いちのさわ)」News📺で火事の動画が流れていましたが凄い勢いで手が付けられない状況(/ω\)火災の前は緑豊かな雰囲気。ここで日蓮聖人が魂魄を込めしたためた『観心本尊抄』。そして本年が観心本尊抄が述作750年目の年でした。一日も早い復興とコロナ退散を祈り、新潟三管区から集まった僧侶でお参りさせて頂きました。火の猛威は恐ろしく石碑迄、熱に耐えられなくヒビ割れてしまっています(-_-)zzz妙照寺様の復興祈願の後に阿仏房妙宣寺様へ。立派な五重塔(*´з`)
ここで『観心本尊抄』の奉読が今回の目的です!阿仏房日得上人の石像。原寸は5㎝位なのですが写真で拡大📷参加僧侶二十数名で「ユックリとゆっくりと」一文いちもん噛みしめながら奉読させて頂きました。

『観心本尊抄』は正確には【如来滅後五五百歳始観心本尊抄】と称し『開目抄』が著された次の年、文永10年(1273)4月25日のことでした。佐渡の国一谷の配所において撰述が完成し、その翌年の4月16日付けで「副状(そえじょう)」と共に下総国(千葉県)の富木常忍に宛てて届けられました。日蓮聖人が32歳で立教開宗されてから、ちょうど20年後のことです。

ご真蹟は十七紙一帖で表裏と両面を使って記載され第12紙までは楮紙(こうぞがみ)、13紙からは少し判が小さい紙面が滑らかで光沢のある雁皮紙(がんびし)が使われています。現在は中山法華経寺に格護され国宝に指定。

内容は次回のブログで(^^)/

  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2022年05月28日
ページトップへ