あの松の見える山に法華の寺を建てよ

令和3年9月の法華経講義

9月19日は七面大明神様の御正当「本当の御縁日」(*´з`)18時半から法華経の勉強会( ..)φまずは日々の御守護に感謝して御礼の読経と唱題行!
茶の間に移り法華経講義の開始です。今回は法華経の第二十四章『妙音菩薩品』3回目。次回の法華経講義は11月19日。10月は御会式法要の為、休講します。

妙音菩薩品第二十四(まとめ)

妙音菩薩の「現一切色身三昧」…相手の機根に合わせて自由自在に姿を現し「最適なる教え」を解く為に「三十四化身」を持って教えを表す。

妙音菩薩は東方世界(過去)・三十四化身

観世音菩薩は西方世界(未来)・三十三化身

※お日様が東から上がり西へ進む。東から物事が始まり西は物事が納まることを象徴する方角。妙音菩薩から観世音菩薩。初めから終わりに至る迄あらゆる姿、手段を持って人々を救う大慈悲心の表現。

妙音菩薩は自分の姿を変えることで教えを解く。大小から男女に至るまで。形を変え(自分を変え)、相手の器・機根(形・心)に合わせ「どんな境遇な人でも必ず教えを解いて救う」

神々の世界であるならば神に、人間の世界では人間。裕福・貧乏・恨み・妬み・嫉妬・生活苦・孤独・餓鬼界では餓鬼と変じて偏見無く教えを紐解く。

※入滅することで教えが分かる相手なら、滅して教えを解く。(死から教えを学ぶ人には死んでみせる。)

「三昧」とは…もう一度、静かに自分を見つめ直すこと。

※会社でも学校でもお寺でも社長・先生・住職気取りになってはならない。時には作業着で泥だらけ・汗を掻きながら法を解き、時や場所に従って礼をわきまえる。

妙音菩薩は全ての人々を見て姿を変える。今までのように妙法蓮華経を受持・読・誦・解説・書写するのではなく三十四化身することで法華経を表す(見せる)。

その人その人の考え方、立場に合わせた化身をしてくれる。お経を読む人にはお経の利生で表し、読めない人は、お寺を支えることによって、その人にお経を読むのと同じ功徳をわきまえさせる。

※住職を育てることによってお経を読むことと同じとする。ダメな住職に文句を言うのではなく、その住職を育てることで、その人はお経を読む。

私達は全て教えを育てる物が目の前にある。住職や檀信徒がお寺に見せる姿が私達の教えになる。さぁ~どうするか?

『人を導く為に自分が変わる。そして人を変える』周りを変える為に私が変わる。まず周りをよく見る。

人の為の光になる。人の為に変える。これがすべて付属であり自分の修行→『如説修行』

私達は私達自身の考えで変わらなければならない。教えを受けたのならば他の人に示し伝えなければならない。

「みじめな姿」をみじめだと思うな!そこから這い上がる為の試練の姿。自分の磨けるところを磨けば良い。→「私達の現一切色心三昧の姿」

自分の欠点を隠すのではなく、さらけ出すこと。そして、そこから努力して改善・抜け出すこと。それが私達の勉強であり修行。

  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2021年09月20日
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