あの松の見える山に法華の寺を建てよ

布教師会研修会

9月11日の14時からは新潟県東部布教師会の研修会が開催されました。未だ解決の糸口さえも見つからない北朝鮮の拉致問題。特別講師に拉致被害者「蓮池薫」先生をお招きし、テレビでは報道されない「北朝鮮の情勢」や、工作員に拉致された当時の生々しい情景をお話しくださいました。北朝鮮が何故、認めていなかった拉致を素直に認め国交条約を結び被害者を解放したのか?テレビに報道されない真実。当事者からのお話を聞き、日本とは全く違う北朝鮮の情勢を解り易くお話し下さいました。沢山の皆様に蓮池先生の体験や歴史の真実をお伝えしたいのですが、あまりの出来事に言葉では表せません…最後に質疑応答で一人の僧侶が手をあげました。『私達は一体何をすれば拉致被害者やその家族の励ましになれるのでしょうか?』

今や核ロケットの報道で「拉致問題」は薄れる一方。≪解放されるという期待のボルテージ≫は感じられなくなりました。拉致被害者の家族は一刻も早い解決を待っています。高齢化が進み愛する家族に「死ぬ前に一目でも会いたい」という思いは叶わないかも知れません。まずは皆さんに暖かい心で励まして欲しい。それと共に日本の政治は社会の世論に逆らえない。だが「家族を奪われた被害者の立場」に立って、両者を考えて欲しい。「その心が本当に励みになる」と。愛する家族が実際に引き裂かれ、生死さえも不明な状態だとしたら…。皆さんは果たして正気でいられるでしょうか?実際に24年間も拉致されていた当人からの講義は、身に沁み骨肉をえぐられる様な生々しいお話しでした。私達が一人で「どうこう出来る話」ではありません。まずは他人事と思わず真剣に考え興味を持つことが日本の将来を替えることに繋がるのでしょうね。「テレビの中の他人事」はやめましょう。話が上手くまとめられませんがこのへんで…。

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  • 投稿日: 2017年09月13日
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