あの松の見える山に法華の寺を建てよ

心のこもった温かい手紙

こんな手紙を頂きました♪
11年前の8月のある日・・・。

本格的なお説教を勉強する機関 『日蓮宗布教院(ふきょういん)』で「高座説教」を朝から晩まで行う2週間の合宿に参加した時のこと。

そこで出会ったお檀家さん。若い時分に「生きるか死ぬか」の大病を患い、当時の御住職にお経をあげて頂き、命を救って頂いたそうです。

それ以来、そのお檀家さんは心底お寺にお給仕され、あるとき自分で創業された会社を辞して御住職との約束通り「救われた命」に報いる為に僧侶になることを志します。

僧侶になることは私達、若い者でも大変なことですが、このお檀家さんは・・・
70歳を超えられてから、また病と闘いながら一心に勉強され、ついに「日蓮宗教師」の資格(僧侶の資格)を取られたお上人様からのお手紙です。

私がお送りした御中元に対しての礼状です。
法華寺で「寺子屋」を開催中と知り、忙しいだろうとお気遣い頂きお手紙を下さいましたm(__)m

通信機器が整ったこの時代。
便利になった時代だからこそ、その逆に大事なことを忘れてしまっていた自分に気付くことが出来ました。

以前、身延で修行をしていた時にこんなお話しを聞きました。
携帯電話にかけると言うことは甚だ失礼なことと自覚しなくてはいけない。本来はお手紙や直接出向くべき所を、電話で略させて頂いているということに気付きなさい。甚だ失礼千万な事なんだよ。その心得るべき所を忘れてはならないぞ。

お手紙を下さったお上人様♪
大事な事を思い出させて頂きましたm(__)m
初心に帰り、物事の本質・人の心を忘れないように努力精進に励みます(^_^;)
  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2015年08月07日
ページトップへ