あの松の見える山に法華の寺を建てよ

心肺蘇生措置の講習会

「突然に目の前で人が倒れたら、あなたは落ち着いて対処できますか?」

私は今から12年前に交通事故にあいました。
バイクに乗り信号待ちで停車していたら、後ろからバイクごと車に跳ねらたのです。

60㌔を超えるスピードで鉄の塊の車に追突される訳ですから・・・
威力は相当のものです。

昔から柔道で鍛えた体とは言え、肋骨は2本折れ 首の骨にはヒビが入りました(--〆)

無意識の内に「受け身」をとっていたそうですが、一瞬の事なので覚えていません。

意識が戻り気がつくと・・・
私は道路の上で横になっており、周りには「人だかり」が出来ていました。

私を「轢いた」であろう、19歳の女子大生は呆然と泣きじゃくるばかり。周りの人も突然のことで、見ているだけで精一杯な感じでした。

起き上がった私は19歳の女子大生に
「俺は大丈夫だから心配するな!」と伝え、平常心を保っていたつもりではありましたが・・・

警察に連絡しようとケイタイを手にしましたが「110」の番号も出て来ない。
極度の緊張状態が続くと被害者の私であっても「そんなもん」なんだなぁ~
っとつくづく感じました(-_-)

「備えあれば憂いなし」

以後、私のケイタイには
110を押すと「事件事故」
119は「救急車」と登録してあります。

前置きが長くなりましたが昨日、お坊さんの「青年会」と「寺院研修会」を兼ねて
心肺蘇生措置と『AED』の講習会を行いました!
お忙しい所、消防署の「救急隊員」の皆様においで頂き
心肺蘇生措置と「AED」の使い方について説明を受け
実際に人形を使って心臓マッサージと
AEDの使用方法、パットの装着から電流の流し方・・・
「いざ」という時の為の心構えを教えて頂きました(*^_^*)
実際に「その場に立ったら・・・」 上手く出来るか解りませんが(-_-)zzz
まったく知らないより、少しは知っている方が、もしかの時は役立ちますよね!
本当に貴重な体験をさせて頂きました(*^_^*)

最後に救急隊の隊長からの伝言です。
『皆さんの勇気ある行動が、人の命を救います。』
その命を救えば、その人の家族も救われるのです。他人事と思わず、ぜひ講習を受けて下さい。そして落ち着いて行動し救急車が着くまでの7分間、自らを奮い立たせて下さい。
との事でした(^^)/ 感慨深いですね!


  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2014年10月23日
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