19日に行いました「法華経経講義」のレポートです。
この講義は平成21年のお正月から始め、はや39回目になりました。
檀信徒の皆さん、私のバイク仲間や飲み仲間と
「和気あいあい」と楽しく勉強しています。
・ふだん「お経」に触れる機会がない。
・「お経」は読むけど『いったいなにが説かれているの?』
って思った事はありませんでしょうか?
『何が、どのようにありがたくて、私にとって何になるの?』
↑そう考えるあなたは!すでに法華経に選ばれたご縁の深い方なんですよ!!!
「なにが書いてあるか解らないこそ」一緒に、楽しく勉強しましょう ¥^^v先回おこなった講義の内容をご紹介いたします。
法華経の『薬草喩品第五(やくそうゆほん)』の「三草二木の譬(さんそうにもくのたとえ)」
今の世の中は、学歴社会や「しがらみ」だらけです。
当然、勉強に限らず「努力すること」事態に意義があるのですが・・・。
ですが、解っていても・・・
「1回の説明で理解し飲み込める人」 と 「何度も何度も失敗しながら努力して出来る人」
「優秀な人」 と 「そうでない人」 ・・・などと偏見に似た目で見ていませんか?
このように考えてしまいがちではありませんか?
実際にあなた? 私? はどうでしょう???
この『薬草喩品第五(やくそうゆほん)』の「三草二木の譬(さんそうにもくのたとえ)」では・・・
上中下・大中小の違いがあって当然。
世の中
「差別(しゃべつ)」があって
「平等」と言うのです。
差別があって平等???
と思ってしまいますが、そこにはこんな意味があるのです。
人間なんでも平等にと言うのが一般的ですが、そこには
『分相応』の
「個性」があるのです。
大木は
沢山の水を吸い。
沢山の日光を浴び。
沢山の栄養を大地から吸収します。
中木は
中位の水を吸い。
中位の日光を浴び。
中位の栄養を大地から吸収します。
小木は
少量の水を吸い。
少量の日光を浴び。
少量の栄養を大地から吸収します。
このように個性があり分相応な必要とする分量があるのです。1回で何でも出来てしまう子もいれば
何度も失敗を繰り返して、体で復習して頭に入り学習していく子も居ます。
1つの考え・1つの方法だけではなく、各々の
個性・性質・過程がある筈。だからこそ結果だけでなく「個々の頑張り様を尊重」しながら、見守る必要があるし
1度で頭に入る子は、もっと自己を研鑽し能力を高めるよう努力し出来ない子は出来ないなりに、出来るように努力しなければならないのです。ここで勘違いしてはいけない事は
「出来ないから、もうやらない」はダメと言う事です。
今は出来なくとも努力する事で、あなたは必ずできる!
『諦めずに努力をし続けなさい』ここにあなたにとっての学びと悟りがあるのですよ!と説かれるのです。
等しく「慈しみの雨」を注いでも、それぞれの
吸収と成長に違いがあって当然の事。
「差別があって平等」と言う事なのです。
歌手の槇原敬之さんの歌に『世界に一つだけの花』があります。
そうさ僕らは 「世界に一つだけの花」 一人一人違う 種を持つ
その花を咲かせることだけに 一生懸命になればよい
小さい花や大きな花 一つとして同じものはないから
NO、1に ならなくてもいい もともと特別なOnly one
人と比べられて頑張ることはしても、悔む事はないのです。日々これ精進・・・
講義に参加ご希望の方は0254-22-2981「法華寺」までご連絡ください。
毎月19日 18時30分 法華寺本堂にてお経・御祈祷
19時より 客間で法華経講義(20時30分まで)
※筆記用具をお持ちください。会費無料 (初回のみテキスト代3000円頂戴いたします)
お茶の接待等 一切ございません。必要と思われる方はご持参ください。