ありがとうございます。
今日夕方のこと。
当山の近くに住む檀家の娘さんがお寺に来られました。
明日、このお姉さんの実のお父さん「一周忌」法要で、
法事にお供えするお花を、お持ちになられたのです。
実は「このお父さん」私にとっても本当に有難く励まされた檀家のお父さんでした。
いわゆる昔ながらの「おっかないけど暖かく、心優しいお父さん」でした。
(本当に助けて頂いてありがとうございました。)
そんなお姉さんが・・・
『お寺さんホームページ拝見しました。^^』
色々と勉強会やイベント、行事をやられていらっしゃるのですね♪
「ありがとうございます」
この間、お話しいただいた『写経用紙(しゃきょうようし)』
私にもいただけませんか?私も挑戦してみますね。
との事でした。
『お寺さんホームページ拝見しました。』
勉強会やイベント、行事・・・。「ありがとうございます」
私の方が「ありがとうございます。」でした!
中学を卒業してから僧侶の道に入り、この20年。
「あちこち」にぶつかって転んで、立ち上がって・・・
まだまだ「鼻たれ小僧」ですが、これからも一生懸命頑張ります!
このお姉さんの「ありがとうございます」が本当に嬉くて涙が出そうでした。
重ね重ね、私の方がありがとうございます。
このお姉さんが言った「写経用紙(しゃきょうようし)」とは
今までの写経は「筆」で書く (かしこまって・・・) の感じでしたが
大人から子供まで、誰もが挑戦出来るようにボールペンや万年筆で
写経が出来るように致しました。
お寺に納めて頂いた写経用紙と納経料は責任をもって
皆さんの気持ち「心のお布施」を『必要とされている所』にお届けさせて頂きます。
みなさんの「気持ち」が必ずや、その方々の所へ届くはずでしょう。
これからも一生懸命がんばりますので宜しくお願い致します。