法華経は努力し続け仏に近づく教えです!(法話付き)
10月13日は日蓮聖人のご命日。今年で740回忌を迎えます!毎年この日は新潟市のお寺さんでお説教を頼まれていたのですが(^^)/今年も中止。それでは代わりに頑張ります!法華経の読誦会(^人^)一人で読んでいると盛り上がりに欠けるので(;^^)マイクを使って躍動感♪最初から最後まで一部経。尊い教えを有難うございますm(__)m
※お釈迦様がお悟りを開かれて、弟子・信徒さんに悟った教えを伝えます。すると傲慢な修行者や、まだ悟りの域に達していない人々には広大なスケール過ぎて理解が出来ません。そればかりか誤解を招いたり「悟っても無いことを悟ったと」勘違いする修行者が出てきました。
お釈迦様は考えます。自分が学び得た真実の教え(悟り)をどのように伝えたら皆が素直に受け取り、修行をするのだろうか?それとも今伝えても皆が「思い違いをするだけなので黙って居るべきか?」悩まれるのです…。【四十余年未顕真実】
意を決してお釈迦様は「随他意(ずいたい)」本当に伝えたいことを相手が分かり易い様に変化させ教えを説く。そしてある程度の理解力と信心を供える者に、ついには「随自意(ずいじい)」お釈迦様が悟った心理のすべてをお話しになるのです。
お釈迦様のこうした教え方は、衆生(生きとし生けるもの人間)を導くために諸経を説き。そして「ここからが本当に説き表したかった教えとして」40数年に渡り顕さなかった法華経を弟子・信者にお説きになられました。
※「成仏」…皆さんは亡くなって仏になると考えられるのでしょうが、それは違います。頑張って「目標とする人の背中を追い、自らも努力する姿」を仏と表した話を耳にします。
『つまり仏の姿は努力し続ける人の姿』私達も努力し続けることによって仏になる。仏に成る為にお釈迦様が私達に、一番に伝えたかった教えが「法華経」となるのです。
それを命がけで私達に伝えたのが日蓮聖人。日蓮聖人が居なかったら私たちは「お釈迦様の真実の教え法華経」にたどり着くことが出来なかったでしょう!
日蓮聖人ですら時代と権力にさいなまれ命を狙われ、不惜身命の決意で「末法」(のちの時代)の私達に法華経を伝えられました。
いまの時代は技術が優れ法華経を手にすることは簡単かもしれません。簡単が故に軽はずみに扱い「真実の教え」=「自分が仏様の心境に近づく努力」をしなくなった私達がここに居ます。
こういう時代だからこそ「諦めずに努力をし続ける仏の姿」を目指したいものです!
日蓮聖人は命がけで、それを実践し私達にお伝えになられました。バトンを受け取ったのですね。ですから「日蓮聖人にありがとうございます。」と心より感謝を込めて『宗祖日蓮大聖人御報恩会式』略してお会式が執り行われるのです。
まずはお釈迦様・日蓮聖人に手を合わせることから始めましょう(#^^#)