令和二年正月の法華経講義
年が明け七面大明神の初御縁日(#^^#)令和二年初法華経講義♪まずは昨年1年の無事と御礼を申し述べ今日の講義の趣旨を理解できる様にお願いします♪(#^人^#)今回息子の初参戦( `ー´)ノ本当は妹が寝てしまって寂しくてお詣りです(^^)茶の間に移り法華経講義。『如来神力品第二十一』3回目神力品はいよいよお釈迦様よりお弟子さん達にバトンタッチする場面です。久遠の昔から法華経が説かれたからこそ、久遠の昔から法華経の御縁に逢い法華経のご縁で修行した、懈怠心を起こすことのない修行者でなければ付属されなかったのでしょうね(‘_’)大人でも当時の時代背景を思い浮かべるには「信仰のスイッチ」と「ヒラメキ」がなければ難しいと思いますが…。
息子よ(#^^#)1時間半も良い子で我慢して、良く頑張ったね♪君も法華経の仏様が護ってくれる筈だよ!神力品後半のまとめ。『要をもって之を言わば如来の一切の所有の法、如来の一切の自在の神力、如来の一切の秘要の蔵、如来の一切の甚深の事、皆この経に於いて宣べ示し顕に説けり』
- 「如来の一切の所有(あらゆる)の法」…釈尊の悟ったすべての教え(真理)
- 「如来の一切の自在の神力」…釈尊が持つあらゆる不可思議な(自由自在)力
- 「如来の一切の秘要の蔵」…釈尊が内に秘された教えの肝要(甚遠な教え)
- 「如来の一切の甚深の事」…釈尊がすべての人を仏道に入らしめる慈悲心、深い教え
法華経に集約され、凝縮されたすべての力を明らかに解きあかされた法華経の力。人間の現実世界(娑婆)と十方仏土を通徹し一仏土であるというのは宇宙が、相、真理、大道であることを示す。
『即是道場』 如来の滅後に於て、応に一心に受持・読誦し解説・書写し説の如く修行すべし。所在の国土に、若しは受持・読誦し解説・書写し、説の如く修行し、若しは経巻所住の処あらん。若しは園中に於ても、若しは林中に於ても、若しは樹下に於ても、若しは僧坊に於ても、若しは白衣の舎にても、若しは殿堂に在っても、若しは山谷曠野にても、是の中に皆塔を起てて供養すべし。 所以は何ん、当に知るべし、是の処は即ち是れ道場なり。諸仏此に於て阿耨多羅三藐三菩提を得、諸仏此に於て法輪を転じ、諸仏此に於て般涅槃したもう。
※仏の滅後にこの経を説き弘める者は仏の教えの因縁や順序をよく理解し、その意味のとおり心理を悟り、あたかも太陽や月の光が色々な暗闇を覗き去るように、この人は末法の世において、法華経の教えを実践し人々の苦しみや悩みと言う暗闇(幽冥)を滅して無量の菩薩を導いて一乗の思想にしっかりと心を確立させるだろう。ゆえに見識ある者は、このような功徳のあることを知って、仏の滅後に於いて法華経を受持すべきである。この人が仏の悟り(仏道)を得ることは全く疑いがない所である。
このように、仏の滅後における信仰のありかた(即是道場)を示されている。神力品では地涌の菩薩に対し釈尊が法華経を弘めることを委嘱する命令を行う。これを「付属」・「属累」という。