あの松の見える山に法華の寺を建てよ

青年会の読誦会

 今日11日は今年初、青年会の読誦会です♪
新潟市は中央区西堀通りの本覚寺様を会場に
 14時から青年僧一同、心を込めての開催です!
本覚寺様の御宝前♪
画像では、どこまで伝わるか分かりませんが素晴らしい御宝前。普段は「御簾(みす)」がかかっていますが今回は特別に青年僧の為に御開帳してくださいました(^^)/
 御住職の澁谷僧正
若い僧侶に分け隔てなく、そして柔らかく話しかけて下さるお人柄。
私も可愛がって頂き結婚式の時には澁谷ご夫妻に仲人をして頂きました。
いつも笑顔を絶やさない。慈しみ溢れる御上人さまです。
  さっそく読誦会の開始!
 副住職の若上人
慣れない大勢での読誦会。そして周りは全員先輩。しかも導師に木証にお説教(^^;)
一生懸命に要品の練習をしたことでしょう♪木証のリズムを外す個所もありましたが最後までやり切りました。押し潰されそうな緊張の中で、良く頑張りました(#^.^#)
 御子息の後ろ姿を心配そうに見守る御師範
 
やっぱり御師匠様は有難い存在ですね(#^.^#)

普段、私達の前では絶対に見せないお姿をされていらっしゃいました。
若上人!忘れちゃいけない親心ですよ♪
読誦会の導師と木証をやり、今度は法話の練習です。
 
本覚寺様は安住坊日源上人によって貞和5年(1345)に開山。なんと今年で672年目を迎える名刹寺院。
建立当初は蒲原にあったそうですが、信濃川の水害により天生年間に現在の地に移ったとのこと。現本堂は大正13年の再建。約100年の歴史を刻むお堂。

若上人の法話の中で、昭和30年の新潟大火の時、直ぐ近くまで火の手が廻り近隣住民は消火作業に追われていたそうです。
ふと耳を傾けると本覚寺稲荷堂の前で「逃げるでもなく・荷物を持ち出すでもなく」白い清浄衣を着た僧侶がお堂に向かってお経を上げていたそうな。

あと少しで本覚寺まで火の手が襲おうとした瞬間、風向きが変わり「あっ」という間に鎮火したそうな。
消火に当たっていた人々が『きっと、この不思議な現象は稲荷堂でお経を上げていたお坊さんのお陰♪』と確信し、すぐさま御礼と報告に向いましたが、その時にはもう姿が見えずじまいだったそうです。「不思議なこともあるもんだ・・・」

数年後、本覚寺の整備の際に稲荷堂を現在の地に移そうとお堂を持ち上げた時、その下からはなんと「真っ白な蛇」が居たとのこと。
きっとこの白蛇が火災を守ってくれた「あの時の白いお姿の主」と噂が広まり、現在でも「鎮火の神」、難を除き・災いから守る稲荷として沢山のお参りの方が訪れるそうです。
 澁谷僧正からも労いのお言葉と激励を頂きました。
最後は御宝前で記念写真
今回もお疲れ様でした(#^.^#)
建立当初の本覚寺様。多くの塔頭を連ねる全容です!
  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2017年01月11日
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