あの松の見える山に法華の寺を建てよ

御祈祷会本番


昨日の6月10日 月曜日のこと
心地の良い(^^) そよ風が吹く、朝を迎えました。
今日は午後3時から新潟県内の寒壱百日間の「日蓮宗大荒行堂」で修行を
された僧侶の皆さんが当山で力強いお経をあげて下さる御祈祷会、当日です。

命を落としかねない大荒行堂を無事に成満された僧侶を
日蓮宗「修法師(しゅほっし)」と言い

21名もの修法師と、今から荒行を志す若手僧侶4名
大勢の檀信徒の皆様が集まる本堂で

『震災物故者追悼法要』の読誦会が奉行されました(*^^)v

正面の黒いお衣姿の4名が修法師を志し準備を始めている若手僧侶(*^^)v
白いお衣姿の僧侶は修法師の皆様
お経の力強さ迫力がお伝え出来ないのが残念ですが(^^:
本堂全体が揺れ動く程の大きな読経です!!!
御宝前法楽加持(ごほうぜん・ほうらくかじ)
本堂の仏様に感謝の念をささげる法味言上です。
若手僧侶も先輩修法師の中で、自らが肌で感じ
お経の「有り難さ」真剣さを、感じている様です。
今度はお参りの檀信徒の皆様に御祈祷を施します。
大勢の修法師に囲まれ御祈祷を受けます。
魔事魔障なく荒行を成満し、立派な修法師となって無事に
新潟へ帰って来てくれることを心からお祈りいたします。
御宝前には本日参詣された檀信徒皆様の思いが集まっていらっしゃいます。
大事な御家族を亡くされて、遺影をお連れされ追善供養を奉げられる方。
震災や地震、水害などで犠牲になられた方の御魂への鎮魂、ご供養。
家内安全や、家族の健やかな成長と安泰を祈られる方・・・。


読経中、涙を流してお参りされる方・・・
お参りされる皆様の「真剣な思い」と我々僧侶の「真摯な祈り」とが同じ土俵で
かさなり合って初めて、そこに仏様のお慈悲・御祈祷が通じるのだろう思います。

私たち僧侶は本当に大変な使命なのだと痛感し考えさせられる空間でした。
心新たに修法道を研鑽し、より一層の努力精進を誓い
本日のご祈祷会を納めさせて頂きました。

  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2013年06月11日
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