盛運祈願会(せいうんきがんえ)
今朝は当山の『盛運祈願会(せいうんきがんえ)』&『一日参り(ついたちまいり)』の日です。
台風の影響で、あいにくの雨でしたが・・・。
その反面、プラス思考で考えれば
目に見えない汚れが雨のお陰で浄化され、とっても緑がキレイです。
当山では毎月1日の朝に7時より本堂に於いて
『盛運祈願会』&『一日参り』を行っています。
簡単に申しますと、今月の日々も健康で事故なく怪我なく安穏(あんのん)に
過ごせますようにと日々の感謝と共に御礼のご挨拶&お願いに訪れる行事です。
朝7時ちょうどにゴーン♪
皆で一緒にお経を読みます。その後、御祈祷・お焼香と「お願いごと」をして
本堂の仏様に「いつも御守りいただいてありがとうございます」と感謝の念をささげます。
今月の「おふだ」と新聞を頂いて
『お題目(だいもく)』南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)を
太鼓と共に一心にお唱えします。
皆さん朝から清々しい♪
法要が終わると、副住職から法話があります。
今朝は新潟県の片貝地方(かたがい)の花火をモチーフにしたお兄ちゃんと妹の実話を映画化。
話題になった涙の止まらない映画
『おにいちゃんのハナビ』を題材にした法話でした。
妹「華」の病気療養の為に東京から新潟の片貝へ引っ越してきた家族。
「華ちゃん」のぜんそくは良くなりつつあるがお兄ちゃんは友達が出来ず引きこもりがち・・・。
何とか、そんなお兄ちゃんを助けようと妹の華が立ち上がる。
そんな華ちゃんに「立ち上がる」きっかけをもらい前向きになる兄。
その時、大事な妹は病の末、この世を去る。
亡くなった妹「華ちゃん」の為に全身全霊で頑張る兄。
寝る暇を惜しんでアルバイト。妹の見たがっていた真っ赤な花火を上げる為。
そんな兄の元へ新たなる仲間が集まる。
大事な人の為に「やっている様で」じつは「自分が救われている」ことを知る兄。
私達のお唱えするお経・お題目もご先祖様の為に行っているように見えて
じつは自分自身の為に行っていて、新たなる感動が生まれている筈です。
気付く(築く)気付かない(築かない)は本人の努力次第ですが、出来れば真実の眼・優しい瞳で世の中(現実)をかいま見れる様な人になりたいですね♪
皆さんお気軽にお参り下さい。
朝7時(時間厳守にて)お待ちしております。