寒中修行(太鼓合わせ)
18日の夕方5時から「寒中修行(かんちゅうしゅぎょう)」
略して「寒行(かんぎょう)」の太鼓合わせが法華寺で行われました。
新発田では昔から1月20日の大寒から2月2日(旧・正月の)節分の前の日まで
14日間 「寒行(かんぎょう)」と言う行事があります。
寒行と言うのは、お坊さん1人に檀信徒の皆さんが何人か付いて下さり
新発田中を太鼓をたたき・お経をあげて回ります。
檀家さんのお宅を中心に、寒行に参加して下さる方のご自宅
知り合いのお家から、そうでない方の所も…。 (声をかけられたらですけどね)
太鼓をたたいて1軒1軒お経をあげるのです。
その声を聴いて近所の方が
「家にもお経をあげてください♪」と、
わざわざ呼びに来てくださる方もいらっしゃいます。
1軒いっけん、御先祖様の御供養のお経をあげ、そこのお宅の
家族中・皆さんの健康とご多幸をご祈念をさせて頂きます!
頂いたお布施(おふせ)は病院や老人ホーム・保育園や幼稚園・社会福祉施設…。
少しずつしか行き渡らないでしょうが、皆さんから頂いた
お布施(お気持ち)は良い方向に役立つように寄付されるそうです。
↑以上のこと(寒行)が始まるにつき
顔合わせと太鼓の練習に大勢の檀信徒の方がお集まりになられました。
太鼓合わせが終了すると…
チョコっと1杯お酒が入ります (^^)
人間、嫌な出来事や失敗…。
その結果が悪い方に傾けば「人のせいにする(だから言ったのに…など)」
良い出来事や成功・成果の方向に傾き結果が生まれると…。
「俺が頑張ったから!!!」と自分におごってしまう(時には必要ですが。。。)
お花の種を植えれば、花が咲き
ミカンの苗を植えればミカンがなる。
ジャガイモを植えればじゃがいもが収穫できるし…
良い種(行い)を蒔けば、良い実(結果)が生まれる。
私達も笑顔で優しい心で、人に接すれば
その方も自然と優しい気持ちになり・笑顔が返ってくる
悪い種(憎しみ・妬み・乱暴)を植えれば当然…。
私達は知らず知らずに人を励まし元気付け
また知らず知らずに人を傷つけてしまうものです。
ほんの少しの心使い(笑顔や優しさ)で周りの人が幸せな気分に
なれたらいいですよね。
みんなで気持ちのよい良い種を植えたいものですね!!!
そんな事を思いながら皆さんと一緒に寒中修行を頑張りたいと思います。
昼間の3時頃から皆さんに振る舞う『豚汁』を作って頂いた
斎藤さん坂本さん私の奥さん。
本当にありがとうございました^^
美味しかったです♪ごちそうさまでした( ^^) _U~~