人生初の大舞台②
先回のブログから「だいぶ引っ張ろう♪」と思いましたが苦情が来るので(^^;)美人講談師さんの正体は…一龍齋貞鏡師《画像はHPから拝借(;^^)》着物に着替え釈台に座った瞬間、表情が変わります♪プロの顔。
本年6月6日に行われる『日蓮聖人降誕800年・北陸教区記念大会』の収録でした。
一龍齋貞鏡師には全18講談「日蓮聖人御一代記」の中から特別ダイジェスト版で《前段》降誕~立教開宗まで《後段》龍の口~佐渡期までを演じて頂きました。恐れ入りました。プロの講談師m(__)m。
講談の中で日蓮聖人が出家し清澄寺に上がった修行中のこと。「息子が心配でならぬお母さま《梅菊》さんが日蓮聖人に面会を」というシーン。
懐かしいお母さんの声を耳にした「善日磨」(日蓮聖人の幼名)。しばらく会えない内にたくましくなった我が息子・善日磨の姿を見て懐かしむ「母」梅菊。本当はいつまでも母と話していたい善日磨ですが…。お母さんの身を案じ、心配させない為にも…
『母上様。会いに来てくれてとっても嬉しかったです。ですが修行中の身。懐かしき母のぬくもりを感じ、里心が生まれては修行の妨げになります。もうここ清澄にはお出でにならないで下さい』。すすり泣く「母」梅菊…etc。
一龍齋貞鏡師がこの場面を演じると…。情景が伝わり、当時の場面があたかもスクリーンに映し出されているかのように( ゚Д゚)その場にいたかのように見えてくるのです。
「母」梅菊さんの涙が、そのまま私達の目頭に伝わり涙を堪えることが出来ないシーン。。。
ぜひ皆さんに見て頂きたいので本番は6月6日大会当日。オンラインでご覧ください(#^^#)
本当に素晴らしい!
一龍齋貞鏡師
実父が講談師・八代目 一龍斎貞山、祖父が七代目 一龍斎貞山、義祖父が六代目 神田伯龍であり、世襲制ではない講談界に於いて初の三代続いての講談師。
各地で行われる演芸会の他、テレビ出演、幼稚園児~大学生に向けた学校寄席、企業向けの講演会講師、ナレーション、新聞の連載など、講談を活かして様々な方面で活躍中。 女性ながらも骨太で迫力ある講談師と評され、赤穂浪士の義士伝から恋噺、滑稽噺、新作と幅広い講談を読みこなす。中でも毒婦(悪女)伝と怪談噺に定評がある『格調高い講談の美しさと魅力を拡め、初めて講談をお聴きになるお客様にも分かり易くお楽しみ頂けるよう精進致します』(HP引用)