令和3年2月の法華経講義(第118回目)
ここに来て本堂裏のチョモランマ🏔またもや出現(゚Д゚;)毎月19日は法華寺にお祀りする七面大明神様の御縁日(#^人^#)それに合わせ沢山のお供え物を♪法華経講義に参加する皆様にもシュークリーム(#^^#)まずは御宝前の仏様に召し上がっていただきます!歴代上人も沢山召し上げって下さいね(^^)/11時からの報恩読誦会はおチビちゃんも参拝( ^^) ~小さい子の「手を合わせる姿」は本当に可愛らしい❤18時半からは第2部の「法華経講義」まずは皆でお参りします。『面白くなけりゃ講義もつまらない‼』興味が湧くように例えば話をしていたらちッとも進まない(;^^)反省。今回も楽しく愉快に法華経の勉強が出来ました。
「薬王菩薩本事品第二十三」《 属累品との連関》
属累品はまとめであった。しかしそこでは終わらず、また新たに薬王菩薩本事品が始まった。今までは「清浄の土」の教えであったが薬王菩薩本事品以降は「穢土」(娑婆の土)の教え。※常に迷う・汚れている・常に困っている世界に居るが、されば由に、そこから飛び出す。その苦悩を説きたかった。「清浄の土」での説法に対し「穢土」醜い土・弱肉強食の世界・けがれた・辛い現実…。清浄から穢土を見た世界。
- 薬王菩薩の登場の意味
勧持品の意味…忍辱。薬王品の意味…苦行。厳王品の意味…親子の苦悩。薬王と言う様に医療にたけたグループの一人。人の心を癒す。人々の心を変えていく。苦行を扱う場面には、枠組みを作る菩薩として登場。薬王菩薩は火・光・水を扱う。苦の娑婆世界は「涅槃」涅槃の『涅』・サンズイは水。日は光。土は土。つまり涅槃の娑婆世界には水と光がある土台に火と光と水の薬王が融合した。インドではなく他の国から来た菩薩。他の文化を持ち、やってきた菩薩。決して楽な生活の文化ではなく、苦しみを耐え忍び発展した智慧の菩薩。
- 阿弥陀…無量光・無量壽(化城喩品・薬王品・普門品(サンスクリット現品)に現れる)
宿王・薬王…両方の文化がある。仏教の文化圏内以外の人々を取りいれ法華経の教え「光」の『現実』を照らした。※《日本の中から日本を見るか、日本以外から日本を見るか?》無量寿経と阿弥陀経。阿弥陀経の方が少し古く法華経と同じ時期に寿命を説く、時代に適合していた。
- 薬王菩薩を中心として苦しい中で立ち上がる姿教えを現す。
常不軽菩薩も阿弥陀仏様に近い存在。観世音菩薩もしかり。法華経は阿弥陀さんと遠からずの関係でだが一時的に逃げ場所との考えもあったと伝えれている。宿王華菩薩に属累。不具合な社会・境遇から立ち上がる菩薩。光を出し闇を除く。『抜苦与楽』…苦しみを除いて楽を与える…宿王華菩薩・光を与え闇を取り除く。