昨日(2日)の15時からは
全国日蓮宗青年会・北陸教区ブロック会議が
石川県金沢市のホテルにて行われました!
先回に引き続き「北陸教区青年僧の集い」と題し、『ムダ話をしよう「青年僧の熱い思いについて」』
自由な話題を自由に展開してもらい定めた目的には導くことを、あえてしない。横道にそれても、雑談になっても構わない。一見ムダと思えるような話の中から大切なキーワードを見つけたり「自分のことを人に話す」ことで「自分を客観視」出来たり、人の話に共感することで仲間意識が深まったりなど・・・。
5つの班に分かれ意見を出し合う120分間のフリートーク♪
各テーブルには座長と書記を置き最後には皆の前で発表会(^^)/
私が座長を務めた2班からは・・・
①高齢化社会に伴い足腰もおぼつかなくなる。お寺に行きたいけど足がない檀信徒に対し車で送り迎えをしたらどうなのか?
②説教や所作など、自坊の檀信徒の前でしか話した事が無い。経験する場所がない。説教の校正や話の展開をどのように工夫したら良いか解らない。
③残念ながら若くして、親より先に亡くなられた方。その遺族に対してかける言葉が見つからない。悲しみを共感し「何か言葉をかけたいが」どうして良いのか分からない。
④一人暮らしの認知症を患う檀信徒のお宅にお経に行くが、認知症ならではの行動が返ってくる。私達「宗教者はどのように接して良いのだろう」など等々
以上の様な問題定義で議論を進め、自分の考えを相手に話すことで自分の考えの確立と、他者の考えと工夫を共有する。
内容とそれに対しての意見は書き記しませんが、とっても有意義な「青年僧の思うこと」のグループトークができました(^^)/
2班の意見を集約して皆の前で発表する
本覚寺の澁谷君
5班の代表でまとめを話す妙性寺の斎藤君
新潟勢!頑張ってますね(^^)/
相手を認め合いながら最善の考えを共に導き出す
和やかな雰囲気の中で、熱く燃えるようなトーク。青年僧だからこそ出来る意見交換。本当に素晴らしい研修会が出来ました。
最後にこのお方!
全日青の第32第会長・藤井教祥上人
北陸教区ブロック会議を労いにお越し下さいました。
最後の「総評」として全国の教区でも同じように悩み、苦しみながら失敗と成功を繰り返して頑張る同じ青年僧が居ること。その仲間の信念と思いを共有できる。
「青年僧だからこそ出来ること。」
そこには仲間が居て、お互いを高めあえる・失敗を恐れない一教師・一青年僧であってもらいたい。全国の青年僧が一丸となって全力で「皆さんを&私達を」バックアップしますとご挨拶くださいました。
『かけがえのない仲間が全国に存在する』
奮い立たされるような研修会。新たな考えが生まれる貴重な研修会でした(#^.^#)