あの松の見える山に法華の寺を建てよ

臨時執行部会議と熊本のボランティア

 5月1日の晩に新潟を出発して、2日3日と熊本の宗務所を拠点に、全国日蓮宗青年会の臨時執行部会議と復興のお手伝いを微塵ながら行わさせていただきました。
 ここ日蓮宗熊本県宗務所には
 全国から寄せられた救援物資が届いており、近隣・一般の方が遠慮なく手にしやすいようにとの配慮から玄関先においてありました。
(※テーブルに置いておくと、それが余震で凶器ともなり、支援物資が壊れる為)
まずは九州全土の被災状況・現状確認と今後の支援活動方針 
 2陣3陣と「このさき支援が続くように」と、その基盤を築く為の話し合いを行い、6年前に東日本大震災で実際に被災をしながらも支援をしていた委員長の意見やボランティアセンターとの兼ね合いを見ながらの方針決め。
 会議室では解らない「実際の現場」の支援。被災してみて、そうではない人が目に見えない大切にしなければならない点など・・・。
人の心情(気持ち)を真正面に踏まえて今後の支援について検討しました。
 写真では伝わりませんが・・・
 実際には言葉に言い表せない惨状です。
 滞在時間が限られているので会議はそこそこに
 出来ることから始めます 
この日はバケツをひっくり返したような雨。

2班に分かれての作業で1班は、2階建て建物の荷物を1階に降ろし使える物と、そうでない物の仕分け作業と掃除。雨漏りが各所に見られました。

2班は少し離れた現場での「がれき撤去」作業。瓦が殆ど落下した状態なので屋内にも雨が降っていたと報告がありました。

なんとか梅雨入り前にブルーシートの応急処置ではなく、屋根を治せればよいのですが・・・。
熊本全体の被害なので、歯痒さだけが残ります。

今できることを最優先に長い目での支援、マンパワーと長期的な金銭面での支援が必要な状況です。

(他にも画像はありますがプライバシーもありますので掲載は控えさせていただきます)
現地に赴いて感じることが多々ありました。何とかお手伝いしたい。でも自分一人ではどうしようもないこと。人手の大切さ。困った時ほど心と心を通い合わせる大切さ・・・。
まだまだ書き切れませんが、これからも私に出来ることを考え支援し続けようと思います。

何をどうして良いか解らない方々が沢山いると思います。
協力したいけどやり方が解らない方。
歯痒さを感じている方は他にも沢山います。その話をすることで仲間ができ道筋が見えてくることでしょう。まずは自分なりに調べ、自分のできることを探してみましょう!あなたにもできる何かがある筈です。自分の出来ることから始めましょう。

ボランティアは自己責任・自己完結が絶対です。受ける側の気持ちを尊重し慎重に行動をしてください。




  • カテゴリー: 未分類
  • 投稿日: 2016年05月04日
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